1919年に創業しました
橋本醤油と申します。私達は1919年に熊本城の城下町である新町で創業しました。新町は”職と食の城下町”と呼ばれ多くの料亭が立ち並び様々な業種の職人の町としても知られていました。
きっかけは一人のお客様でした
職と食の城下町である新町で創業した私たちは、料亭や旅館、飲食店といったプロの料理人を相手に商いを行い、長年にわたりお料理の脇役としてお店の味を支え続けてまいりました。
そんなある日、一人のお客様が「あの料亭に納めている醤油ば分けちくれんね」と工場にやってきました。工場からその調味料をお渡ししたところとても喜んで持って帰られたそうです。それまでお店に納品することが当たり前の業務のようになっていた中、お客様が喜ぶ姿を目の当たりにし、「もっとたくさんのお客様に喜んで頂きたい」、そんな想いから私たちの小売はスタートしました。
変わらない「一滴入魂」の思い
こうしてお客様と巡り会えた有り難い大切なご縁だからこそ、お客様のお手元に届くひとつひとつの商品の細部までしっかりと責任を持って製造しております。
初代である盛平(もりへい)が感銘を受けた「お客様が喜ぶ姿」。
その購入して頂けるお客様おひとりおひとりにしっかりと向き合うことの大切さは、当社に代々伝わる「一滴入魂」という思いに込められています。